Google Search Consoleを活用しよう2

どこからリンクされているか
Search Consoleでは「どこからリンクされているか」を表す外部リンク数とリンク先のページを知ることができます。検索エンジンは被リンクの量と質により掲載順位を決定していると言われています。どこからどれくらいリンクされているかはSEOにとって重要な情報です。
リンクされているページ上位からニーズを知る
ページにリンクが貼られているということは、そのページが他のウェブサイトやSNSから言及される機会が多いということです。つまり、そこにはニーズがあるということになります。
また、単純なアクセス件数上位とは異なり、「他の誰かに伝えたい、教えたいページ」の上位であると捉えることができます。
例えば、料金表や店舗へのアクセス方法などを書いたページが上位に来ている場合は「それを誰かに伝えるニーズ」があるということになります。また、リンク先がブログページだった場合は、その記事の内容が有用で誰かと共有したいニーズがあると捉えることができます。
上位のリンク元テキストからニーズを知る
Search Consoleでは「リンク元テキスト」の上位も見ることができます。これは他のウェブサイトやSNSで「どのようなキーワードでリンクされているか」を表しています。
例えばアパレルのECサイトがあったとして、上位のリンク元テキストが「シューズ」の場合は「シューズ」という文言で貴社のウェブサイトにリンクが多く貼られていることになります。これもニーズを表しています。
また、制作者が意図するワードでリンクが貼られているかどうかも確認が必要です。
稀に、ネガティブなワードでリンクされていることもあるため、そのようなケースでは注意が必要です。
ニーズを理解し、ページ改善につなげる
以上のような情報から、ユーザーのニーズを理解することができます。ニーズがある程度分かれば、それに合わせたコンテンツやページ構成へと改善していくことができます。
クロール時のエラー件数を知る
Googleは検索エンジンの情報を収集するために、ボットを使ってインターネットを巡回させています。このボットがきちんとアクセスできていないと、そのページは検索結果に正しく反映されないということになります。
「カバレッジ」欄でエラー件数を確認できます。また、エラーの原因も一覧することができます。特に404エラー(ページが見つからないエラー)の場合は、検索結果には表示されるものの、リンク先が存在しないなどのエラーになっているケースです。
これを放置しておくと、それまで蓄積してきたページの価値が大きく下がってしまい、掲載順位が下落することも考えられます。エラーが発見されたら、すぐに対処する必要があります。